フロントバンパーの下側が割れてしまっています。
ディーラーなどでは交換を勧められると思いますが、修理は可能ですので今回は修理で進めていきます。

接着剤で仮止めしたのち、鉄の電熱ピンで縫い合わせるように溶着していきます。

強度を出すためにピンとピンの間隔を出来るだけ開けずにびっしりと埋め込んでいきます。

縫い合わせた後、特殊な接着剤を補強も兼ねて盛るように塗ります。

この時、より強度を出すために範囲も少し広めに接着します。

この接着剤、300kgの力まで耐えられるとのことですので、のちのちまた割れる心配は無さそうです。

内側の接着後、外側も接着して成形していきます。

その後塗装面を整えるためにプラサフを塗装します。

今回は赤の染まりを良くするためにプラサフもピンク色の物を使用しました。

次に塗装の邪魔になる物をすべて分解脱着して塗装に入ります。

塗料は耐候性・耐擦傷に優れた上位タイプの物を使用しました。

その後、乾燥させて取付けして完成です。

今回は納期が短かかったのでかなりタイトなスケジュールでの修理でしたが、だからこそ慎重に丁寧に作業いたしました。

仕上がりももちろんキレイに仕上がってます！